歯の着色は2つのタイプがあり、1つはエナメル質の表面で起こる外因性着色、もう1つはエナメル質の内部で起こる内因性着色です。外因性着色の代表的なものは、コーヒーや紅茶、ワインなどによる色素沈着や歯垢が固まってできる歯石などがあげられます。このような着色は、歯のクリーニングで除去することが可能です。
一方、エナメル質の内部の内因性着色は、歯そのものが黄ばんでいるためブラッシングやクリーニングで改善することができません。このような内因性着色は、医療機関のみが取り扱いできる過酸化水素入りの薬剤でホワイトニングすることが有効と言えるでしょう。
医療機関で行うホワイトニングには大きく分けて次の3種類の治療法があります。